年金保険
- メリット
- 死亡保障もあり、終身にわたる受け取りも可能
- デメリット
- 商品価値が予定利率に左右される
受け取り方も支払い方も様々
年金保険は、被保険者が一定期間、保険料を支払い、あらかじめ決めておいた年齢(たとえば60歳、65歳など)になった時から、被保険者自身が一定期間(5年、10年など)あるいは生涯にわたって毎年年金が受け取れる保険です。受け取り方によって「有期年金」「確定年剣」「終身年金」「保障期間付き終身年金」「夫婦年金」などがあります。
また、受け取る額の変化によって、「定額軋「逓増型」「前厚型」「変額型」などがあります。さらに払込方法についても月払、半年払、年払、一時払などがあります(商品やタイプによっては払込方法が限定されているものもあります)。
60歳を超えて10年間以上の支払いがある個人年金は、年末調整で個人年金保険料控除の対象になります。
新規加入は勧められないが、 過去に入ったものはそのままが吉 バブルといわれた80年代に比べて利率が下がっている現在は、金額 面であまりお勧めできる商品ではありません。逆にその頃加入した場合 には、高い利率を前提とした支払いが行われることになっているので他 の保険への変更は避けた方がいいでしょう。 変額型のような投資型に入れば、効率よく老後の資産の形成ができる 可能性があり、加入者の目的や価値観次第では意義もあります。- (1)有期年金
- 10年、20年など受取期間が限定されているタイプです。被保険者が生存している条件の下に支払われます。つまり、被保険者が死亡したら支払われません。
- (2)確定年金
- 受取期間が限定されている点では有期年金と同じですが、被保険者が亡くなった場合には、残存期間の年金やその時点での年金現価相当(年金支払前のその時点での年金の原資となる額)が遺族に支払われます。
- (3)終身年金
- 被保険者が生存している限り支払われます。受取期間が限定されていないので、長生きすればするほど多くの生涯受取額は増えます。
逆にいえば、早く亡くなってしまうと、支払った保険料よりも受取額の方が少なくなることもあり得ます。 - (4)保証期間付き終身年金
- 確定年金と終身年金の複合タイプといえます。すなわち、ある期間(保証期間)までは、被保険者が亡くなった場合に残存期間の年金やその時点での年金現価相当が遺族に支払われ、その期間を過ぎると被保険者が生存している限り支払われ、亡くなると保険は終了します。
- (5)夫婦年金
- 被保険者が夫婦の終身保険です。夫婦のどちらかが亡くなっても、もう一人が生存している限り支払われ、夫婦2人とも亡くなって保険は終了します。
- (6)保障期間付き夫婦年金
- 被保険者が夫婦の確定年金と終身年金の複合タイプです。保証期間内に夫婦2人とも亡くなってしまうと、残存期間の年金やその時点での年金現価相当が遺族に支払われます。保証期間を過ぎると夫婦年金と同じようにもう一人が生存している限り支払われ、夫婦2人とも亡くなって保険は終了します。
- (7)定額型
- 契約時に受取年金額がいくらか決まっています。加入者はそれをもとに生活設計が立てやすくなります。逓増型より少ない保険料で加入できます。
- (8)逓増型
- 文字通り、支払われる額が毎年増加していくタイプです。現在の低金利時代は、インフレリスクを考えて逓増型を選択する場合もあります。
ただし、逓増型は払込保険料が高額になります。 - (9)前厚型
- 当初数年間の保障額が高額で、時間が経てば保障額は小額になっていきます。
- (10)変額型
- 投入された資金(保険料)が複数用意されているファンドを通して、株式や債券などの有価証券等で運用される投資型です。(詳しくは「変額保険とは」を参照)
- (11)外貨建
- 文字通り保険料を外貨建てで運用します。払込保険料は一時払いで、受け取り時は円建てないしは外貨建てとなります。契約時のよりも円安になっていれば円で、円高ならドルで受け取る方法もあります。
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