「費用リスク」はまず「現状の分析」から
将来の「費用リスク」を予測する前に、まず現在の自分の家計状況を把握しておかなければなりません。次のものを作成してみましょう。
- 家計版キャッシュ・フロー
- キャッシュ・フローとは本来、企業の経営動向を現金・預金の増減をもとに示したものですが、その家計版を作ってみましょう。要するに収入と支出の流れのことです。給料や事業収入はいくらで、家賃や生活費はいくらなのか、他に支出にはどのようなものがあるか、などを書き出すことで改めて現在の家計を確認します。
- 家計バランス・シート
- 企業が確定申告の際に税務署に提出する貸借対照表のことです。資産の側と負債の側がいくらずつあるかを明らかにします。ここでは現金だけでなく、持ち家や有価証券なども含まれます。簡単にいうと、財産と借金を確認するわけです。
これらによって、現時点での経済力と資産を把握します。ひとつひとつの数字は、今さらそんなものを作らなくてもわかっていると思うかもしれませんが、きちんと表に書き出すことで、何が不足しているのか、何が多いのかといったことがわかってくることもあります。
そして、次回コラムの「費用リスク」に照らし合わせ、将来に向けての必要準備資金をある程度予測。資産運用や保険加入等をどのように設計すればよいのかを検討します。
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