第一回:保険料が「ムダ金」に見える理由 1/3

入るのは当然でも入っている内容には疑問符

楽天リサーチが、登録モニター(約136万人)の20代~60台の男女1000人を対象とした「生命保険に関するインターネット調査」によると、現在生命保険に加入しているという回答は全体の3.3%にのぼるものの、加入した保険に満足している人は全体の半分以下の49.6%に留まり、53.8%の回答者が生命保険への新規加入、もしくは見直しを検討しているそうです。

保険に入ること自体は当たり前のようになっているものの、自分の加入状態は今のままでいいのかという懐疑的な人も少なくない、というねじれた状態にあるようです。それにしても、半分以上の人が現在の加入状況に疑問を抱いているというのは穏やかではありません。

そこで、改めて考えてみましょう。

なぜ保険に加入するのでしょうか。
そして、なぜ懐疑的になるのでしようか。私たちが生活の中で行っている貯蓄も資産運用もローンも保険も、要は何かをするための費用対策です。購入したマイホームの支払いのため、もしくは将来購入するため、子供が私立の大学に進学するため、一家の大黒柱が病気になったときのため、老後の生活のためなど、人生には通常の生活費の枠を超えたお金が必要になる「費用リスク」の局面があります。要は、そのときに備える、もしくはその支払いを行うための対策を、常日頃から考えておかなければならないということです。

現在加入している生命保険に該当するものをすべて選んでください。(いくつでも)

  人数
定期保険 18.1 133
収入保障保険 2.0 15
終身保険 52.7 386
養老保険 16.6 122
個人年金保険 24.1 177
医療保険 47.2 346
ガン保険 30.8 226
学資保険 7.8 57
その他 1.6 12

現在加入している生命保険全般について満足しています

  人数
非常に満足 2.9 21
ある程度満足 46.7 342
どちらともいえない 39.2 287
やや不満 94 69
非常に不満 1.9 14

今後生命保険への加入や見直しを検討したいと思いますか

既に検討し、新規に加入した 3.3 33
現在検討している 15.6 156
将来は検討したい 38.2 382
検討はしない 23.6 236
分からない 19.3 193

楽天リサーチ(http://research.rakuten.co.jp/report/20070529/)「生命保険に関する調査」

生命保険の加入は、貯蓄の取り崩しだけでは対応しきれないと思われる病気保障、自分が働けなくなったり亡くなったりした際の収入保障の「費用リスク」について対応するために行うものです。

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本書で紹介している各保険商品のデータは、2007年5月現在、各社がWebサイトやパンフレットで公開している情報をもとに、筆者(草野直樹)による調査や意見によって構成しています。各保険商品の詳細は時期より変更されることがあります。商品の検討をする際には、各保険会社に詳細をお問い合わせ下さい。

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生命保険のウソ・ホント

出典:
生命保険のウソ・ホント
著者:
草野 直樹
出版社:
九天社