相互会社と株式会社
生命保険会社は、会社の種類が相互会社と株式会社の2種類があります。
相互会社というのは、保険業法に基づき設立された保険会社のみに認められた独自の会社形態です。具体的に加入者が社員(従業員という意味ではなく出資者の立場)として保険料を会社lこ納め、社員に保険事故が発生した際lこは会社が保険金を支払う仕組みです。保険加入者は社員総(代)会という意思決定機関を通じて、経営にに直接タッチする立場になっています。相互会社は組織上、このような相互保険を営むための非営利法人(社団法人)です。現在、相互会社は日本生乱、第一生命、住友生命、明治安田生命・富国生命、朝日生命など、伝統的な国内資本の生命保険会社ばかり6社あります。
一方、株式会社は他業種同様、株主が資金を出し合って組織した会社です。加入者は経営にタッチすることはなく、一人の顧客に過ぎません。
いずれにしても、相互会社か株式会社かは会社の組織上の違いであり、販売している保険商品それ自体に優劣があるわけではありません。
最近は、資金調達による経営碁盤安定を念頭に置き、また相互会社にありがちな閉鎖的と批判されやすい経営体制を改善するコーポレートガバナンス強化などから、株式会社としての設立、もしくは相互会社から株式会社への組織変更が目立っています。損害保険会社は、共栄火災を最後(2003年に株式会社に組織変更)に現在は1社も存在しません。
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